こんにちは。ジョンです。
アーチェリーやクレー射撃など、「遠くのモノを狙って、打つ」という種目を挙げると枚挙にいとまがありません。
本日はそんな競技の1つ、弓道に関してのお話です。
今度、弓道の審査を初めて受けるんだけど、何を持っていったら良いんだろう…?
道着と弓、矢は絶対いるけど、それ以外が分からない‥
こんな質問にお答えします。
【体験談】必要なモノ・要らないモノを整理しろ!
丁度先週の日曜日、弓道の地方審査会が行われ、私も四段審査を受診しました。その時の体験談を含めてお答えします。
まずは、今日私が持っていったモノ、を紹介します(画像参照)。
赤字で示してあるものについては、後ほど考察を加えます。
多いな。
はい‥他の人が身軽な格好で来ている中、1人重そうなリュックを抱えていました…😎
案の定、帰ってきてから見返してみると、「これは使わなかったな」「寧ろこれはどうして持っていかなかった…?」というものが沢山ありました。
使った用途がハッキリしている物/減らせた持ち物は何か?
弓道教本は必要だったか?
弓道の審査なんだから、弓道教本は絶対必要じゃない?
確かに練習のときには「聖書」とも呼ばれる弓道教本。
でも、審査のときにはそうとは限らないよ。
審査を受けるときには、兎にも角にも、道着一式とゆがけ、弓と矢が必要。これだけは代わりが効かないので、持参するしかない。
その中で、教本に関しては本当に必要だっただろうか?と考えてみる。
実は今回、現地にて学科レポートを作成したため、その資料となる弓道教本が必要となった。
教本を当日に持っていく必要があるのかどうか、ということは、当日見返したい、と思う可能性との天秤である。
では、当日に確認したくなること、とはどの様なものだろうか。
普段の自分の癖、行射中に意識していること、などが挙げられるだろう。
ただ、普段意識していることを確認するのであれば、弓道教本よりも寧ろ自分のメモとか、そっちを見返した方が良い。
どこで着替えるか-道着の忘れ物を未然に防ぐライフハック
私は今回の審査に臨む際、「現地で着替える」という選択をした。
これは、人によっては忘れ物を発生させる原因となる。なぜなら、道着を忘れない様にかばんに詰める必要があるからだ。
自分自身、出かける前にしっかり準備して、しっかり机の上に忘れてきたと言う経験を何度もしたことがある。それくらい、自分の忘れ物をしない、という部分には信頼がない…
審査に臨むに際し、行射以外の判断を出来るだけ減らしたい、というのであれば、道着は着ていくことをおすすめする。
最も、家から道着を着ていく習慣が無かったり、忘れ物をしない仕組み、自信が自分の中にある人は、現地で着替える、という方法をとっても良いだろう。
昼ごはん、水分はどこで調達するか?
私が今回受けた四段審査は、開始時間が11時50分、丁度お昼の時間に開催されることとなった。人によっては、「お腹がすいて力がでない・・・」となるかもしれない。
開催時間は事前に公開されているので、自分が受ける段位が何時から始まるか、ということは事前に調べておこう。
弓道の審査の場合は、長くなっても20分程度で終了。
バナナ等の果糖、ショ糖が含まれているモノを摂取すると、吸収が早くてエネルギー摂取には最適でしょう!夏の時期には、かばんの中で腐らないように冷蔵することも忘れずに!
今回の審査で購入したカロリーメイトは、1箱(2本)で19.9gの糖類が含まれているスグレモノ。2箱食べたので、エネルギー不足、という自体には陥りませんでした。
それしか売っていなかった、とはいえ怪我の功名🤣
学科レポートは家で仕上げてくる!
コロナ禍の審査では、学科試験での密を避けるため、「在宅レポート」になっています。
そのレポートをどの段階で仕上げるか、ということについて、最後にご紹介しようと思います。
突然ですが、審査を受けるにはお金がかかります。
四段審査ともなれば、審査料だけで5000円。1射打つのに、2500円です。
矢が1本買えます。正直高いです。
5000円払って2本引くだけ、と考えたらすごく高級な趣味ですが、実はそれ以外にも、審査から得られるものがあるのです。
例えば、他の大学、社会人で弓を引いている人との出会い だったり、他の人の射を見て勉強することも出来ます。
自分の場合は、元国体選手で、射会の上位ランクイン当たり前、という方とお話することが出来ました。
他にも、こうしてブログを書き、「運動する前にはバナナを食べるのが良いと言われていたが、こういうことだったのか」と知ることが出来たり、友人と審査後にドライブに行くことが出来たり…。
コロナ禍で人との交流が制限されていたので、シンプルにこの様な経験に飢えていたのかもしれませんね。
今回の審査はそんな貴重な機会であったにも関わらず、1時間ほど学科試験レポートを完成させることに費やしておりました。なんとも勿体ない‥?
とはいえ、この事に気がつけたのも、一重に「今回の審査のレポートを会場で書き上げる、という経験をした」からなのです。
「事前に済ませる」、ってめちゃめちゃハードル高いんだよ?知ってる?
勿論。試験勉強を1ヶ月前からやろう、と決めて、実際に出来た事がどれだけあったでしょうか…orz
替弦は準備しておこう
ここまで紹介してきた様に、審査はあっという間に終わってしまいます。なんたって、2射しかないのですから。
そんな時に弦が切れたりしたらもう大惨事。審査の前には、弦が切れないかどうかを確認すると共に、替弦の準備を忘れないようにしましょう。
俺の弦は絶対に切れないから大丈夫!
絶対、はありません。もしかしたら運搬中にトランクの中に蟹が居て、弦を切ってしまうかもしれません‥‥‥‥‥
嘘です。そんなことは無いです。例えば審査の直前に弦を新しくした場合、切れる可能性はほぼ無いでしょう。そういう方は、「こういう心づもりもあるんだな」と思って見てください。
持ち物が1つ増える訳だから、忘れ物をする可能性が上がった訳だ。
気をつけてくれ給え。
正に‥。持ち物リストが増えていくと、どうしても忘れ物の1つや2つ、することがあるでしょう。
弓と矢、道着一式だけは忘れんといてくださいよ…!
まとめ-当日やることは、弓を引くこと、人と交流すること!
判断回数を出来るだけ減らすためにも、当日「やらねばならないこと」は出来るだけ減らして、審査に全力で向かっていきましょう!
後で「こうしておけばよかった…」という後悔をするのは勿体ないですからね!
少なくとも、忘れ物をしてドタバタするよりは良いね。
審査前日、まるで遠足に行くかの様な気分で準備する貴方は既に、勝ち組なのです👊👊
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