皆さんこんにちは、ジョンです。
昨年11月にCBTが終わり、USMLE STEP1の学習を再開させました。
今はRxというオンライン問題集を解くことと平行して、Anking というPremade deck(他の人が作ったAnki Deck)を使用して学習しています。
Ankingを使う中で重要なことが「モチベーションの維持」。。
始めたけども三日坊主で最近触ってないや笑、という人も居るのではないでしょうか。
今日はそんなAnking の続け方、について。
これまでのAnking の進め方; ひたすら保留解除の日々
私がAnkingを触り始めたのは2021年の2月頃。
りちょうさんという方に、STEP1の教材の1つとしてAnkingがあるよ、と教えていただきました。Noteにもまとまっていますので、そちらも是非参考にしてみてください。
最初は右も左も分からず、りちょうさんのAnking の進め方を真似ていました。その方法は
- Ankingをダウンロード後、一旦すべてのカードを保留状態にする
- その後自分が学習したい範囲を保留解除
- 演習
です。
自分も最初は脳死で「問題を解く→Anki Deckを検索する→保留解除」という方法を行っていました。問題を解いたら解除、解除、解除‥
しかし、ある問題に気が付きます。
演習中、自分が知らない知識ばかり出てくるのです。
「自分が価値を見いだせない物はモチベーションが湧かない」
Learn Betterという本で述べられている内容です。学習する時に学習効率を意識することは非常に大切ですが、それ以上に大切なことが「モチベーションを維持すること」。
モチベーションを保つことで継続することが出来ます。
やってもやっても終わらないカード。時間もかかる、問題演習の時間も短くなる‥
私は夏前に一度、Ankingを使用することを断念しました。
全く知らない知識を学習し続けることが出来るかどうかは、学習者のモチベーションの維持具合に依るだろうな、と学んだ良い機会でした。
「どうせSTEP1を受けるのであれば必要になる知識だ」というマインドで、Anking に登場するカードを全部学習できる人も多いハズ。
でも一部、知らないカードをひたすら学習することに嫌気が差し、学習が続かない、という人も居るのではないでしょうか。過去の私です。
CBT対策を経て、どうやったらAnkingを継続することが出来るのか、考えました。それが「価値を見出す」ということです。
Ankingを継続するコツ: その知識は、本当に覚える意味があるのか?を教科書で確認する
私は楽しくAnking をやりたかった。
だから、Anking の保留を解除する前に、ある工夫を加えました。。
それが「First Aid、ロビンス基礎病理学の該当箇所を読む」です。
多分Anking とロビンスは相性が良い。
Robbins pathology の問題集がSTEP1の対策として用いられるくらいなのだから、おそらく範囲は似通った部分があるのでしょう。
問題を解く→Anki Deckを検索する→保留解除
の手順の「Anki Deckを検索する→保留解除」に「ロビンス、FAと見比べながら」という条件を付け加えたのである。
ある対象に対して学ぶ意欲を持つには、その対象が自分に関連性があると思わなければならない
– Learn better 頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ より引用
何かを学習する時、その学習項目について自発的な価値を見出すことでモチベーションが向上する。それにより、学習をすすめることが出来る、という考えです。
つまり、ある対象(Anking deck のカード)を、ロビンスやFA, 予備校のテキストを参照しながら保留解除していく。それにより、
「このカードは予備校のテキストでも触れられている。ということは、自分が国家試験を受ける時に理解しておかなくてはならない内容なのだな」
「お、こっちのカードはロビンスで太字になっているぞ。自分が覚えていなかっただけで、重要な知識なのだな」
と、1枚1枚のカードに「価値を見出す」ことが出来る。
どこの教科書にも載っていない(発見できない)知識: フラグを付けて目立たせる!
Anking の中には一部、自分が全く知らず、どこのテキストにも載っていない(もしくはその段階で見つけれられていない)知識について学習するカードが存在します。
そんな時に私はフラグを付けるようにしています。
このフラグは演習中に表示されるため
「いや‥こんな知識知らんべよ‥あ、フラグついてる。そりゃ知らんわ笑」
と、メンタルへのダメージを減らすことが出来るのではないかな、と思っています。
走り続けるうさぎになれ; Ankingは継続してナンボ!
AnkingはSTEP1だけで40000枚以上のカードが存在します。(40000枚て‥)
1日に新規カードを50枚ずつ消化したとしても、800日、2年以上かかる計算です。
その点からすると、「楽しくやっている」状態では試験当日までにAnking の学習が終わらず、網羅性に欠けてしまうかもしれない。そう思う方も多いのではないでしょうか。
それでも私がこの方法を取り入れるのには訳があります。
例えば1日に50枚、わからないカードでも死ぬ気で消化する人と、1日に20枚、楽しく消化する人。
死ぬ気で消化している人は10日で辞めてしまった。片や楽しく消化している人は1ヶ月続けることが出来た。
この時、それぞれが消化したカードの枚数は
死ぬ気: 50×10=500
楽しく: 20×30=600
となりますよね。
1ヶ月経った時にどちらが覚えているかというと、実は「価値を見出しながら学習する」方になるのです。
そして後者の場合、自分の余力が有ると思ったら20枚と言わず、どんどんカードを追加して学習していくと、更に成果は上がっていくでしょう!
知識が無ければ、問題が解けない。どこかのタイミングで、知識を頭に入れるフェーズが必要になる。
どうせやるなら、楽しく学習したい‥ならば
「「価値を見出そう!」」
14日にRx のサブスクリプションを3ヶ月延長して、今演習しているところです。
どこまで学習するかは分かりませんが、現在の所3ヶ月以内に残りの問題(約800問)を消化し、模試を一度解いてみようと考えています。
ではまた!
「ココもっとしりたい!」や「お茶を濁すな!kwsk」ということが有りましたら、TwitterのDMや質問箱、ブログのコメントに残していただければ、随時返信させていただきます!
コメント