医学生の学び方を考える~情報収集の重要性~【ポストコロナ】

医学
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こんにちは、ジョンです。

今日は、「ポストコロナにおける医学生の学習」について考える。

 

自分の人生を、進んで否定したい人はどれくらいいるだろう?

恐らく、ほとんどいないのでは無いだろうか。

 

「あの頃の自分は馬鹿してたからね~」

 

と自虐的に言う人に対して、正直に

「そうですね。後先考えないで行動する姿勢は反面教師にしたいと思います」

という回答は、期待されていない。

そうですね。でも今の先輩がいるのはあの頃の馬鹿してた先輩がいるからじゃないですか

こんな回答が望まれているのだろう。

 

コロナ禍で外に出れない自分を肯定するためか、ひたすら勉強していた2020~2021年。

ブログにも書いてきた様に、最終的にCBTで90%を取る、という目標を掲げて勉強していた。

結果的に90%には到達しなかったが、その後の実習人生には非常に有意義な2ヶ月だったのでは無いかと感じる。

 

その影には「ジョン、別にコロナとか無くても外に出ないよね」と考える自分が常に後ろに構えている。

コロナ前は、
「日本中いろんな所に飛び回っている同級生 VS 休みの日にも部活動に打ち込む自分」

を比べて、なんだか不貞腐れていたのだろうな、と感じる。

 

今、勉強でそこそこのポジションを確保することが出来た自分だから、過去の自分をそうやって見ることが出来ているのかもしれない。

もしコロナ禍が無くて、それまでと同じ様に部活を4年夏までやって、その後にヒィコラいいながらCBT対策をやり、実習に追われる生活だったら‥‥‥。

想像するだけで背筋がゾッとする。

 

コロナ禍で医学生の生活、特に勉強の仕方が大きく変わった様に感じる。

否、コロナ禍が無くても、変化は起こっていたのかもしれない。

早期から予備校講座を受ける医学生の増加、授業のオンライン化、部活動の縮小、などなど。今の1~3年生がどんな生活を送っているのか、私は伝聞という形でしか体験する事が出来ない。

先輩の存在が大きいという事実は変わっていない。

コロナ禍以前は、先輩がやってきた試験対策方法をやれば試験に合格する。先輩と同じことをしていればなんとなく乗り切れる状況だった。テストがしんどくても、

先輩も同じ道を通ってきたのだから仕方ない

と自分に言い聞かせて勉強していたのだろう。

 

翻って、今はどうだろうか?

「コロナ禍で授業も部活もない、勉強に全振りすることが出来た先輩」
が、どれくらい参考になるだろうか。自分であれば、比較対象にすらならないと思う。それくらい時間の使い方が違う。

そのような点で、今の1~3年生の中は「学年の大多数がやっている勉強をする」人の割合が増えたのでは無いかと感じている。

もし違っていたら教えて欲しい。勝手に可愛そうな学年にするんじゃない、僕たち私たちは楽しく勉強していると、もしそうなら教えて欲しい。

 

ここ数年の流れとして、SNSで自分の学習進捗を報告する人が増えた様に感じる。
自分がSNSを使っている時間が長くなったからそう感じるだけかもしれないが、コロナ前と比較して、「今日はmedu4〇〇コマ進めました」という報告を見る回数が増えた。

 

先輩の時間の使い方がこれまで程参考にならない以上、自分の大学・所属するコミュニティを飛び出して、SNSで情報収集をすることをオススメする。ただしこれは「自分の大学だけではだめ」というわけでは決して無い。

選択肢は多いほうが良い。今の自分の周囲の学習状況は適切なんだろうか。そう感じたときには、外の世界を見てみるのも良いんではないだろうか、ということだ。

結果的に「SNSで情報収集をしよう、外の世界を見よう」という話に持ってきてしまった。

情報収集は大切である。
例えば自分の学年の再受験の人はどんな勉強をしているだろうか、ということを調べてみることから始めるのも良いだろう。
往々にして再受験の人は医学部に入ったあとのモチベーションが高いような気がする(経験談)。

そういう人に
「どんな感じで勉強しとんと?」

と聞いてみるのも、1つの手かもしれない。

 

自分の勉強方法が正しいのだろうか。スピード的に遅れを取っていないだろうか。

そんな風に不安に思う人もいるかもしれない。

もし君が勉強のウエイトを重くして学習したいのであれば、コロナ禍の先輩の体験談もそれなりに役に立つだろう。

一緒に頑張っていこう(どの立場😎)

 

では。

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