案ずるより産むが易し vs 一年の計は元旦にあり

日常
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自分に対して向いているか否か、ということを考える前に、まず行動してみることが大切なのかもしれないという気付き。それと同時に、「じゃあ事前学習が大切だと言われるのはなぜ?」ということに関しても、思いを馳せる。

こんにちは、ジョンです。久方ぶり(2年振り)くらいにカフェでCBT対策してやろうと思い立ち、訪れたものの勉強以外の気付きが多くて面白いなぁ、と感じる今日この頃。勉強してくれ。

この記事は「こういう時には事前学習をせよ!!!!」みたいなことを提示するものでは有りません。「何をするか」だけでなく「誰がするか」によって変わる。ソウイウものだと思います。「事前学習してからトライしてみ」たほうが良いこともある。逆もまた然り。

例. 「自分にはカフェ勉が向いているか?」

これについて考えてみよう。

  • 学習する時には静かな環境のほうが良い。カフェは騒がしいだろう
  • 家で落ち着いた方が勉強できる
  • カフェは500円程度とはいえドリンクを購入した後である。サンクコストで少しは捗るかもしれない。

こんなことを10時間、20時間と唸る前に、1時間実際にカフェで勉強してみて、何を感じたか、ということに目を向けたほうが実践的になる。本当にそうだろうか?

2人の「僕」を考える

上記のカフェ勉が自分に向いているか、という例に於いて。

「20時間事前学習した僕」

とりま1時間カフェで勉強してみた僕

は、前提条件・目的としていること、が異なることに注意したい。

前者の「僕」は「家でシコシコ考えた事と現実がどのくらい違うのだろうか」を比較することに重点が置かれている。

研究Likeに言えばこんな感じ。

これまでの調査で、カフェで学習することは家で学習することと比較して『うるさい』『周囲が気になって集中できない』『学習教材へのアクセスが不便である』などのデメリットがあるということが明らかになっている。また、『何かを購入したというサンクコストによって、多少学習能率がよくなる』と肯定的な意見もある。
 しかし、実際自分が環境からどの程度影響を受けるのか、ということは個人差によるものが大きい
 そこで今回実際にカフェで学習してみることを通して、自分とカフェ勉との親和性がどの程度高いのか、ということを調査する。

(内容はぱっと思いついたもので、本来ならば「〇〇の研究によると」見たいな文章が入ります。)

後者の「僕」は実際に勉強してみて、どの様に感情の変化があったのか、を観察することに重点が置かれています。
観察してみて、どの様な思考が生じるのかをみる。観察研究の様なものですね。

今までに『僕』がカフェで勉強をしてみて、どの様に感じるのか、をメモしたものは無い。今回の調査を通して、自分がカフェで勉強するとどの様なことを感じるのかを発見し、今後の自習環境作りに役立てる。

 

ここまで書いてみると、事前調査の有無に関わらず、そこから学べることは存在する、ということが分かる。

「何も学ぶことが無い」と感じた時、そこには大きな見落としが

「どういうことだったら事前学習を重視するか?」ということについて、最後に触れたいと思う。

前者の書き方を見ると分かるように、「ネットや書籍からでも一定数の情報を得ることが出来るが、最後は自分の目で確認したい」という目的で現地入り(カフェ入り)していることが分かる。

また後者に於いても程度の差はあれ「自分がどう感じるのか」ということに重点が置かれている。自分がどう考えるのか」ということを基盤に、その後の調査へとつなげていくのだ

(例えば、『カフェの環境音、机、は自宅でも実現できないか?』など)

「事前学習するから良い、しないから悪い」「とりあえず行動してみよ」

すべてを語ることはできない(そりゃそうだ)
行間を読む必要がある(そりゃそうだ)

生きるために、日々決断をしながら生きている。
その決断によって、何が得られるのか、ということの外観を一度捉えておけば、「行動から始めてみた」「事前学習から始めてみた」そのいずれの場合にも迷わずに済むだろう。

最後にまとめておこう。今日は、

事前学習有り: 「事前学習と現実でどう違うか」をベースに、その後の行動を決める。

事前学習無し: 「自分がどう感じたのか」をベースに、その後の行動を決める。

大丈夫、君の行動は無駄にならない。

 

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