突然ですが、「得点率9割」とは、どの様な状態でしょうか?
もちろん、100点満点のテストだったら、10点分しか間違えることが出来ない、というのが「得点率9割」なのですけれど。
では「どうやって」対策すればよいのでしょうか。
闇雲に「9割」という数字に拘っていても、得点率は上がりません。「9割!9割!9割!」と言うだけで点数が上がるのなら、私は今日から睡眠時間を3時間に減らすことでしょう。具体的には、何をすればよいのでしょうか。
「量より質だ」と言われても、ついつい量を求めてしまう。そんな気持ちをグッと抑えてまずは適切な目標の分解、解像度上げとそこに至るまでの道のり、について。
Ankiの正答率から見た「得点率9割」
Ankiでは、通常の統計の他に、True RetentionというAdd-onを入れることでAdvanced なものを見ることが出来ます。具体的には、記憶として成熟/未熟なカードの「正答率」を見ることが出来ます。
True Retentionに関しては、ZachさんというYouTuberの方が解説されているものをどうぞ。推しです✨(08:03から)
一番左、2行目の「Day」の行が今日学習したカード、「Yesterday」が昨日学習したカードの正答率です。
薄緑で「Young」と書いてあるのが「未熟」カード、深緑で「Mature」と書いてあるのが「成熟」カードです。
これを見ると、今日は「全部で124枚のカードを学習、その正答率が88%」ということが分かります。
(Ankiに入れられたカードは Learn, Review, Relearn の3つの状態に大きく分類されます。True Retention の統計で新たに見ることができるのは、その中の「Review」に該当する部分です。)
さて、再び1枚目の画像を考察していきましょう。
Day, Yesterdayの下に、Week, Monthsと続いています。そして、それぞれに対してRetention rate が記載されています。
本来True Retention は「カードが適切に繰り返されているか」ということを示すAdd-onとして使用されています。
つまり、この値が高すぎる時、同じ知識に触れる頻度が多い。また、低すぎる時、同じ知識に触れる頻度が低い(間隔が空きすぎている)、ということを意味します。
おおよそ 80~90%の間を行き来している時、正常な間隔でカードがめくられている、というふうに言われます。
今回はそれを「比較的固まった知識(Review cards)の正答率」として捉える、ということです。
試験本番では緊張して、本来の力が発揮できないということも十分に考えられます。
その時に効いてくるのが、自分の中でほぼ常識となった「固まった知識」です。当日、ラッキーパンチで最後の2択が当たりまくることもあるかもしれませんが、それは余りにも博打過ぎます。
当日までに自分の知識がどれだけ固まっているのか、を知るために、このTrue Retention を参考にしてみるのはどうか、というのことが分かった1日目でした。
P.S. もし「いや、そのTrue Retention、捉え方が違うで」等有りましたら、じゃんじゃんご指摘ください!!進むベクトルはせめて、正しくありたいもの‥📚📚📚
「君のAnki deckと試験範囲を比べなさいよ!!」
このTrue Retention,非常に強力なStatistics になってくるのですが、1つ問題が在るのは「謎の自信が得られてしまうこと」。
この様な状態は、絶対に避けねばなりません。絶対に‥‥
量より質、されど最低限の量は必要也。
1周目のQBは早急に終わらせ、当日までにTrue Retention に反映される(つまり、Review状態になる)様な状態を目指します。
今日は無事免許更新も終え、下宿先へ戻ってくるだけで少し疲労していたようです。「人を駄目にするソファ」でだめになってしまいました🥺
問題演習の進捗は15問‥orz
とはいえ、今後の流れが見えてきた良い1日だったのでは無いかと思います✨明日も頑張るぞい!!!
QB演習数
コメント
[…] 1日目に、「True retentionを使って90%を目指そう」という内容の記事を書きました。 […]
[…] […]